名刺の作成と文字サイズ
名刺を作成するに当たり、全体的なデザインの見栄えを良くするためにも文字サイズは重要な要素の一つとなっております。
文字のサイズは「pt」という単位であらわし、1ptは約0.35mmなのでとても小さく、名刺の中に入れたとしても見えなくなってしまうのです。
文字が読みにくければ名刺の意味をなしませんし、相手に不快感を与える結果になり兼ねないので、名刺を作成する際は6pt以上の文字サイズを心掛けましょう。
書体によって異なるものの、基本的に大きい文字ほど太く、小さい文字ほど細くなっていくため、バランスを考慮する必要があります。
名刺の中に記載されている情報全てが同じ文字サイズだと、名刺を渡された相手はどこを見れば良いのか戸惑ってしまうかもしれません。
そのため、名刺で最も重要な部分の名前は大きな文字サイズを使い、会社名や連絡先など他の情報は小さな文字サイズを使って全体的なバランスを考慮して作成すると見やすい名刺が出来上がるのです。
もし、5pt以下の文字サイズで名刺を作成すると、網点で文字を表現しているオフセット印刷では潰れてしまい、上手く表現できなくなります。
とは言え、名刺の中に載せられる情報には限りがあるので、あまりにも大きなサイズで表記するのは避けた方が良いでしょう。
このように、文字のサイズを考えるのは非常に重要で、全体的なデザインを決める上で欠かせない要素となっております。
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さて、Illustrator(イラストレーター)といったソフトを使って名刺を作成する場合、文字サイズだけではなく文字の間隔も自由に指定できます。
文字の間隔を広げたい場合は「AV」の数値を大きくするだけで、文字が詰められた状態よりもある程度スペースが空いていた方が圧倒的に見やすくなるはずです。
かといって、AVの数値を大きくしすぎて間隔が空きすぎていると読みにくくなるため、文字の間隔に関してもバランスを考慮しなければなりません。
イメージとしては、「名前は文字サイズを大きくして字の間隔をある程度広げる」、「住所やメールアドレスなどは文字サイズを小さくして字の間隔を狭める」という感じで名刺を作成すれば上手くいきます。
全体的なデザインを整え、見てもらえる人に不快感を与えないような名刺を作成し、ビジネスで役立ててみてください。