名刺の作成と色・カラー
名刺の作成に限らず、色が与える影響は非常に大きく、それは人間が五感の中でも視覚を頼りにして生きているからです。
一昔前は名刺と聞くと、フルカラーではなくモノクロのデザインが圧倒的に多く、白地に黒文字が基本でした。
しかし、現代では色彩豊かな名刺が増え始め、白黒よりもフルカラーの方が名刺を貰った相手は好印象を自分に抱きやすくなります。
名刺全体の色は第一印象に大きく影響を及ぼしますし、色の効果を医学的に利用するカラーセラピーも注目を集めていることから、まず名刺を作成する場合は全体の色合いから決めるべきです。
もちろん、インパクトを与えたいといっても、自分の業種やイメージと釣り合わないようなカラフルな名刺を作成しても意味がありません。
そこで、何色が主体の名刺を作成すれば良いのか分からない人は、企業のイメージカラーのコーポレートカラーを意識してみましょう。
会社のロゴはコーポレートカラーが意識されており、コンビニエンスストアのローソンならば青、スーパーマーケットを展開しているダイエーならばオレンジという感じです。
もし、会社のロゴがない人は、以下を参考にして自分のイメージとピッタリの色を見つけ、名刺のデザインに取り入れてみてください。
青:最も人気のある色で「信頼感」「クール」「知的」「清潔」「活力」というイメージがある
赤:印象が強く、「アクティブ」「力強い」「活動的」「情熱」というイメージがある
緑:癒しを与える色で、「穏やか」「安全」「自然」「安らぎ」というイメージがある
黄:黄色は目立ちやすく、「希望」「明るい」「賑やか」「注意力」というイメージがある
紺:賢者の色と言われており、「知識」や「知性」をイメージさせる
オレンジ:明るい色で、「陽気」「優しさ」「カジュアル」「健康的」というイメージがある
ピンク:優しい印象を与え、「ソフト」「フェミニン」「可愛い」というイメージがある
黒:全体的に取り入れるのが難しい色ですが、「重い」「暗い」というイメージがある
紫:「華やか」「気高い」「気品」「神秘的」「優雅」というイメージがある
このように、カラーによって相手に与える印象は大きく異なり、名刺全体のデザインを考える上で参考になるはずです。
例えば、赤はアミューズメント、青はIT関連ソフト、緑は健康食品関係、ピンクはエステサロン、オレンジは飲食関係、黄色は情報系といった職種の人たちに人気を得ております。
当サイトでご紹介しているVistaprint(ビスタプリント)は、様々な色合いのデザインのテンプレートが取り入れられているので、自分に合ったものを使って作成してみてください。
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